WebarenaのSuiteXにローカルで構築したWordPressを入れようとしたら結構大変だった

記事内に広告を含みます

以前、お客様から
「今あるサイトのデザインが結構古いし、使いにくいのでwordpressで作り直して欲しい。サーバーとドメインは今あるやつで。」
というご依頼を受けまして、とりあえずローカルで構築してサーバーにアップすることに。

で、いざサーバーにアップする段階で、つまづきました・・・(ノ゚ρ゚)ノ

お客様の契約しているのがNTT PC コミュニケーションズの「WebARENA SuiteX 」というサーバー。

WordPressの設置は最近はよくありますし、レンタルサーバーにはもちろんWordPress使えますて書いてあるし、MySQLデータベースの設置も済ませました。

あとは、ローカルからSuiteXサーバーのホームページフォルダー上にwordpressのデータをアップロード!

そしてwp-config.php転送!

で、新しいサイトが表示されるよ〜ん。

・・・のはずでした。

WebarenaのSuite XでWordPress を使う方法

Suite XでWordPress を設置する方法としては、次の2つのやり方があります。

Suite Xの自動インストール機能を使う

この場合、Suite Xのコントロールパネルからインストールするので作業は簡単です。

ただ、Suite X経由でインストールすると、ものすっごい深い階層にインストールされてしまう。WPの管理画面もWebarena Suite X向けにちょっと改定されている・・・?

このままだと、アクセスする際のURLが

「http://ドメイン/app-def/S-102/設定した名前/記事ナンバー」

となってしまう。

ブログとして使う分にはまだいいかもしれないけど、サイトのトップとして使うのは嫌ですよ。

ユーザー自身でWordPressをインストールする

やっぱり「http://ドメイン/」にしたいのです。

とゆーわけで、手動インストールします。

ただ、手動インストールするとSuiteXのサポートが受けられなくなってしまうけど、自由な位置にインストールできる。こっちの方が重要です。ホームページとして使うんだから、長ったらしいアドレスにしたくないですよ。

WebarenaのSuite Xへのサーバーアップ手順

もし、また同じようなことがあった時に困らないように、備忘録としてサーバーアップ手順をめっちゃ細かく記録しておきます。

ローカルphp書き出し

  • テーブル選択→テーブルをエクスポート
  • 詳細→全選択
  • フォーマットは「SQL」
  • 「フォーマット特有のオプション」でコメントの表示にチェック、構造とデータを選択
  • MySQLサーバーとの互換性でMYSQL323を選択
  • 「生成オプション」で「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドを追加する」にチェックを入れる
  • データのダンプオプションの「データを挿入するときに使う構文」は「上の両方を行う」にチェック

wp-config.phpの修正

ローカルでwp-config.phpの修正

  • define(‘DB_NAME’,’ databasename ‘);
  • define(‘DB_USER’,’ user ‘);
  • define(‘DB_PASSWORD’,’ passward ‘);
  • define(‘DB_HOST’,’ localhost ‘);

先頭付近(define(‘DB_NAMEの前あたり)に次の項目を追加(これはWebAreana独自の設定)

  • define(‘WP_MEMORY_LIMIT’, ‘128M’);

.htaccessの設定

  • BEGIN WordPress以下を以下のように変更。
    RewriteBase /wp/
    RewriteRule . /wp/index.php [L]
    ※ドメイン直下の場合は“/”のみ
  • 先頭行に次の項目を入力(WebAreana独自設定)
    AddHandler application/x-httpd-php53 .php
  • ファイルをアップロードしたらパーミッションを「640」に変更

全ファイルをサーバーにアップロード!

データベース書き換え

Search-Replace-DB-master(https://interconnectit.com/products/search-and-replace-for-wordpress-databases/)からスクリプトをダウンロード。

  • Search-Replace-DB-masterをwordpressインストールディレクトリにアップロードする
  • 本番環境にアップしたファイルにアクセスする
    http://ドメイン名/wp/Search-Replace-DB-master/
  • 「Submit」をクリック
  • データベース情報を確認する。
  • Search forに旧ドメインを、Replace withに置き換えるドメインを入力する
    ※ドメインの最後に“/”は入れない
  • インストールディレクトリに設置したSearch-Replace-DB-masterを削除する

データベースにphpインポート

  • インポートするデータベースを選択
  • インポート
  • ファイル選択
  • 実行

本番環境のURLでwordpressにログイン

ダッシュボードの設定から「パーマリンク設定」を開き「変更を保存」をクリックし、パーマリンクを更新。

サイト表示!

無事サイトが表示されれば完了〜!

とりあえず私はこの方法で行けました。

ただ、パーマリンク設定をデフォルト以外にするとなぜかエラーに・・・。

まぁ、デフォルトなら何の問題もないんですけど。ただ、個人的に記事のパーマリンクを日付とかカテゴリーに変えたいなぁ、と思っただけで。

その内、時間できたら何とかならないか格闘してみます。

でも、似たような案件こないと調べないかなぁ・・・

できればもうやりたくないなぁ・・・

結構大変だったし。

個人的にはXサーバーおすすめですよ。

使いやすいし。 

ただ、もちろんWebARENA suiteXも、NTT系列のレンタルサーバーなので、回線の安定性やセキュリティ面では、非常に安心して使えるので、wordpressの手動インストールが必要なければいいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA