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WEBサイトを作る時に、しっかりと「何が、どこにあるのか」といったことを整理してあげます。あ、リニューアルする時も同じですね。
当然といえば、当然ですね。
整理整頓された部屋なら、何がどこにあるのか一目でわかりますが、モノが散乱した部屋だと探すのも大変ですし、そもそも何があるのかすらわかりませんね。
WEBサイトも同じです。
わざわざサイトを訪れてくれたのに、何がどこにあるのかわからない、探していた情報がない!となったら、すぐにお客様は去ってしまいます。
いちいちどこに何があるかなんて探してくれるような人はほとんどいません。
さっさと別のサイトへ行ってしまいます。
サイトを訪れた方が必要としてる情報や、興味のある情報が、ちゃんと「ここにあるよ!」と一目でわかるようにしてあると、ストレスなくすぐに欲しい情報にたどり着けるのです。
ちなみにサイト内を整理整頓しておくことで、検索エンジンも
「お、ここのサイトはちゃんとディレクトリ毎に情報が整理されてるな。」
と判断し、良い評価をくれます。(たぶん)
検索エンジンはディレクトリ内の情報が整理されているかを見ています。
だから、他のディレクトリに入るはずのものがあったり、階層がごちゃごちゃしていると
「ディレクトリ名と違うじゃん、バラバラだし(怒)」
「ちゃんと整理しろよ!」
となり、評価が下がってしまうんですね。
情報がきちんと整理されていると
「このサイトは訪問者にとって情報を見つけやすい良いサイト構成になってるな。」
と判断してくれるので、検索の評価が上がります。
なので、サイトを作る前段階からわかり易い構造のWEBサイトを作ることを意識していきましょう。
そもそも
『何のためにサイトを作るのか』?
『なぜ、サイトを作りたいのか』?
といったことを、制作に入る前の打ち合わせの段階から明確にしていきます。
今までの経験からいくと、実は、依頼段階から「目的」や「目標」がはっきりしているお客さんは正直少なめ、かな、といった印象です。
じゃぁ、具体的な「目的」って何?となった時に、一般的なサイトでまず考えられるのは
- 多くの人に商品やサービスを知ってもらいたい。
- 商品やサービスを購入してもらいたい。
- アクセス数を増やしたい
- 資料請求を増やしたい。
- メルマガ登録させたい。
といった感じでしょうか。
お客さんと話を詰めながら、こんな感じの具体的な「目的」を決め、制作のゴールを設定していきます。
ちなみに、ゴールを意識しながらお客さんの要望を聞きつつも、いろいろな質問をしたり、ヒアリングを繰り返す中で、お客さん自身が気付いてない沢山の「ポイント」に気付くこともできるようになります。
で、「これ、入れたらいいんじゃないですか?」とか「こんな切り口でいったらどうでしょう?」といった提案もちょいちょい入れていきます。
もちろん、「それはいらない」と言われることもありますが、
「あ、それすごくいい。」て言われたり喜んでもらえると、やっててとても嬉しいですし、より良いサイトを作るぞ!というモチベーションにもなります。
だからこそ、制作前にしっかりとコミュニケーションをとり、どんなサイトにしたいのかをとことん話し合うことが、実はとても重要だったりします。
まずは必要なページを書き出す
「目的」が決まったら、
まずは、
「なにを掲載しなくてはならないか」
「なにを掲載したいのか」
を紙でもホワイトボードでもいいので、ざっと書き出してみましょう。
ここは手書きで十分です。
この時、1ページずつ付箋とかメモ用紙なんかを使うと後々便利です。
カテゴリーごとに分類する
必要なページを書き出したら、似たような内容を1つのカテゴリーにまとめ、グループわけしていく。
例えば・・・
- 商品やサービスの紹介、細かい説明など
- お知らせやキャンペーン情報など更新頻度の高いもの
- お問い合わせフォームや予約フォームなど
- 会社概要、事業内容といった頻繁に更新はされないが掲載すべき情報
- 利用規約やプライバシーポリシーなど
ある程度グループにまとめたら、それらを1ページにまとめるてしまうか、複数のページに分けるか、「質」と「掲載する情報量」を元にページを分けていきます。
この作業の時に付箋とかに書いてあると、グループ分けする時にひょいひょいっと移動できるので楽なんですよ。
構成を考える
グループ分けができたら、全体で何ページになるか、どのページが主要ページとなるか、メインメニューには何が来るかを考えます。
この時に、最初に決めた「目的」が構成を考える上で大事になります。
「どうなればWEBサイトを作った目的が達成されるか」
最終目標を明確にする事で、ページ構成や優先順位を決定していきます。
WEBサイトにおいて最も重要なことは、エンドユーザーにとって「わかりやすい」という事。
特にページの階層はトップページを第1階層と設定するなら、さほどボリュームの多くないサイトなら2階層でまとめたいですね。
もちろんページ数が20~30ページ以上とボリュームがある場合は、3階層目までわけることもあります。ただ、どんなにボリュームのあるサイトであったとしても「わかりさすさ」を考えるなら、やっぱりなるべく3階層までにまとめたいですね。
ものを探す時に、
部屋に入る
クローゼットを開ける
引き出しを開ける
ここまでで探し物にたどり着きたいですよね。
そこからさらに箱を開けて、とかってなると面倒くさくないですか?
こうして、WEBサイトの骨子が見えてきたら、サイト構成表とかコンテンツマップなどに視覚的にわかりやすくまとめていくんですね。
で、本当はそのあたりまで書きたいなと思ったけど、ちょっと長くなってしまったので、その辺はまた別記事にします。
WEBサイトを作るためには、もちろんhtmlとかcssとか専門的な知識も必要だったりしますが、
『何のためにサイトを作るのか』?
『なぜ、サイトを作りたいのか』?
ここをしっかり考えることが重要です。
サイト制作の依頼を考えている方は、この辺をちょっと考えてからいくと、制作する側もより親身に考えてくれるかもしれません。
丸投げされることほどしんどいことはないですからね。